年金資産の運用
年金資産の運用
当基金は、加入事業所から受け取る掛金を年金資産として、規約に定める給付金の支払いを行っています。同時に、給付を将来にわたり確実に行っていくための財源の一つとして、許容されるリスクの範囲内で年金資産の運用を行います。
運用にあたっては、「年金資産の運用に関する基本方針」を遵守いたします。この運用方針は運用業務を委託する信託銀行、生命保険会社等にも開示し、遵守させます。主な基本方針は以下の通りです。
運用目的
年金給付を将来にわたり確実に行うため、資産運用収益を長期的に確保する。
運用目標
健全な年金制度運営のために必要な収益率を上回るものとする。
資産構成
運用リスク低減のため分散投資を基本とし、政策的資産構成割合を別に定めて運用を行う。
運用の実績については、運用受託機関から毎月報告を受けております。四半期毎にはミーティングを行い、実績の詳細な検証や今後の見通しを検討します。決算時には運用資産を時価により評価し、政策的資産構成割合や運用商品の見直しを行います。
資産運用委員会
平成29年11月8日DBガイドライン通知の改正に基づき、令和3年から当基金においても資産運用委員会が活動を開始しました。委員会は、資産運用全般に関し審議を行い、理事長並びに運用執行理事の業務の円滑化のための助言を行うことを目的とします。