基金の概要
当企業年金基金は、「農業機械販売業厚生年金基金」を解散し、後継制度として平成28年4月1日に設立した総合型の基金です。
中小企業で働く従業員の皆様の福利厚生のため、多くの企業にご加入いただいております。
当基金は、確定給付制度(DB)をベースに確定拠出制度(DC)も取り入れた2つのプランを用意しており、企業のニーズに合ったプランをご選択いただくことができます。
基金名称 | 農業機械販売企業年金基金 | |
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基金番号 | 関基第 015884 | |
所在地 | 〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-15-10 ニュー山本ビル5階 |
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設立年月日 | 2016年4月1日 | |
実施事業所数 | 81事業所 | |
加入者数 | 男子 | 4,500人 |
女子 | 1,026人 | |
計 | 5,526人 |
当基金の制度概要について
当基金の加入者となる方は、加入事業所に使用される70歳未満の国の厚生年金保険の被保険者である方です。
入社したときに加入者となり、退職したときに資格喪失となります。
また、加入は70歳までとなりますので、70歳に到達すると資格喪失となります。
当基金の制度は確定給付と確定拠出があります
当基金には、確定給付制度(DB)と確定拠出制度(DC)の2つのプランがあります。
加入のプランは下図のイメージで、共通する給付のDB30%相当に加え、70%相当をDBにするかDCにするか会社ごとに選択することができます。
確定給付(Defined Benefit plan)
確定給付とは、将来受ける給付額(算出方法)が確定している制度です。
事業主が負担する掛金と、それを運用した収益の合計額で年金・一時金の給付を賄いますが、給付額の算出方法が確定しているのが特徴です。
市場環境により、運用損失が生じる場合がありますが、運用主体(責任)は事業主にあるため、掛金を追加補填してバランスがとれるよう調整します。
確定拠出(Defined Contribution plan)
確定拠出とは、事業主が毎月負担する掛金の額が確定している制度です。
給付額の算出方法が確定している確定給付制度とは異なり、確定拠出制度は負担する掛金額が確定しています。
運用は加入者自らの運用指図により行います。
運用責任は加入者個人にあるため、運用損失が生じた場合は給付額が減額になります。
企業年金基金のメリット
事業主のメリット
◆従業員の福利厚生を充実させることで優秀な人材確保と定着が図れます
◆退職金の事前準備ができ資金負担の平準化が図れます
◆基金の掛金は損金算入(必要経費)され節税効果があります
◆1社で年金制度を運営するより事務コストの削減が図れます
◆事業主や役員の方も加入することができます
加入者(従業員)のメリット
●掛金は原則、事業主負担ですので本人の負担なしで給付金が受けられます
●個人の生活設計に合わせて年金(加入10年以上)や一時金(加入3年以上)など受け取り方を選択できます
●在職中(加入3年以上)や年金受給者が保証期間中に亡くなられた場合は遺族に一時金が支払われます
●基金加入中に結婚や死亡した場合、慶弔金が受けられます(一律2万円)