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基金の概要

(令和6年3月31日現在)
基金名称 空調衛生企業年金基金
設立年月日 平成28年7月1日
設立母体 一般社団法人 東京空調衛生工業会
設立形態 総合型企業年金基金
加入事業所数 38事業所
加入者数 6,782人
年金受給者数 3,112人

代行返上と新制度移行

平成26年4月に厚生年金保険法が改正され、厚生年金基金に厳しい存続基準が課されるようになりました。厚生年金基金を存続するためには大幅な掛金引き上げが必要で、現実的に困難であったため、当基金は代行返上を行って確定給付企業年金に移行し、引き続き上乗せ給付を継続していく道を選択しました。

代行返上および新制度移行について、法令で必要とされる事業主・加入員の皆様の3分の2以上の同意を得られたため、代議員会での決議を経て厚生労働省に認可申請を行い、平成28年7月1日認可されました。


代行返上のしくみ

基金が管理する代行部分の資産は国に返還され、国から老齢厚生年金として支給されます。

加算部分および基本上乗せ部分の資産は新制度に引き継がれ、新制度の給付制度により給付が継続されます。

代行返上のしくみのイメージ

代行返上のポイント

  • 代行部分の資産と支給義務は国に返還され、国から老齢厚生年金として支給される。
  • 基金の加算年金にあたるものとして、新制度である確定給付企業年金を設立する。
  • 加算年金・基本上乗せ部分の資産は新制度に移行され、新制度の給付制度により支給される。
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