1.仮想個人勘定残高とは
建コンプラスの年金制度は、「キャッシュバランスプラン」を採用しています。
「キャッシュバランスプラン」とは、積み立てられた掛金に、運用実績に基づいた利息を加えて、将来、年金または一時金として支給する制度のことをいいます。建コンプラスでは、加入者ごとに給付原資を管理する仮想口座を設け、掛金及び利息を積み立てています。この累計額を「仮想個人勘定残高」といい、将来の給付の原資となります。
2.キャッシュバランスプランの仕組み
加入から退職までの期間、基準給与×1%(第1年金の場合)を個人の持分として毎月積立てた額(この額を持分付与額といいます)と、運用実績に基づき一定期間ごとに付利された利息(この額を利息付与額といいます)を累計し、退職時に累計額を給付します。
3.仮想個人勘定残高のお知らせの見方
4.「仮想個人勘定残高のお知らせ」についてQ&A(令和6年10月時点)
Q.いつ誰に送るのですか。 |
A. |
①加入者の皆さまに「仮想個人勘定残高のお知らせ」を「年1回 毎年11月頃」に各事業所に一括してお送りいたします。 |
②受給待期者および未裁定者や給付の繰下げ者には封書で「年1回 毎年11月頃」にお送りいたします。 |
Q.今年令和6年10月に入社した加入者の「お知らせ」が届かないのですが。 |
A. |
今回の「お知らせ」は、「令和6年9月末」時点の仮想個人勘定残高をご案内するものです。「10月以降」に加入者となった方の分は作成していません。 |
Q.「第1(第2)仮想個人勘定残高」とは何ですか。「年金額」ですか。 |
A. |
「仮想個人勘定残高」には「第1仮想個人勘定残高」と「第2仮想個人勘定残高」があります。 |
①「第1仮想個人勘定残高」とは、当基金の全事業所が加入している「第1年金」に対する年金原資です。 |
②「第2仮想個人勘定残高」とは、事業所ごとに任意で加入している「第2年金」に対する年金原資です。 |
Q.「第1(第2)仮想個人勘定残高」は年金でもらうことができますか。 |
A. |
加入者期間が10年以上で退職(資格喪失)したときは、5年・10年・15年・20年の確定年金のほか、60歳以上で退職された方に限り、終身年金(20年保証期間付)として受給できます。 |
Q.「第1(第2)仮想個人勘定残高」は「一時金」ですぐにもらえますか。 |
A. |
「第1仮想個人勘定残高」と「第2仮想個人勘定残高」の合計額は、退職(資格喪失)または、在職中に喪失年齢に到達したときに「一時金」で受給できます。 なお、今回お知らせしました「仮想個人勘定残高」は「令和6年9月末時点」で計算された額ですが、今後は「毎年9月末時点」で計算された額となります。 |
Q.「第1(第2)仮想個人勘定残高」の掛金は、個人の負担はありますか。 |
A. |
「第1仮想個人勘定残高」と「第2仮想個人勘定残高」に係る掛金は、全額事業主のご負担です。加入者個人のご負担はありません。 |
Q.もし亡くなったときは、「第1(第2)仮想個人勘定残高」はどうなりますか。 |
A. |
亡くなった時は、遺族の方に遺族一時金としてお支払いいたします。 加入中の場合は事業所から、退職後の場合は遺族の方から当基金へご連絡いただくことにより、ご案内をお送りいたします。 |