給付額の計算方法
年金額の計算方法 ※指標利率 1.3%のケースにて記載
第1年金額(終身部分)
年間年金受取額 =受給開始時の仮想個人勘定残高×50%×選択割合(100%または50%)÷年金現価率(16.0434) |
第2年金額(有期部分)
年間年金受取額=受給開始時の仮想個人勘定残高×25% | ÷年金現価率 |
支給期間10年の場合 支給期間15年の場合 支給期間18年の場合 |
9.3710 13.6217 16.0434 |
第3年金額(有期部分)
年間年金受取額=受給開始時の仮想個人勘定残高×25% | ÷年金現価率 |
支給期間10年の場合 支給期間15年の場合 支給期間18年の場合 |
9.3710 13.6217 16.0434 |
- 現価率は支給期間と指標利率に応じて決定されます。(別表第1)
- 上記の現価率は、令和6年4月から令和11年3月(予定)まで適用される指標利率による現価率です。
- 指標利率は、原則として5年に1度、国債利回りにより改定されます。(最低保証1.3%)
一時金額の計算方法
第1年金額(終身部分)
一時金額=受給開始時の仮想個人勘定残高×50%×選択割合(100%または50%) |
第2年金額(有期部分)
一時金額=受給開始時の仮想個人勘定残高×25% |
第3年金額(有期部分)
一時金額=受給開始時の仮想個人勘定残高×25% |
60歳前に退職して年金を選択する人は、「支給繰下げの申し出」が必要です!
加入者期間20年以上の人でも60歳前に退職した場合には、規約上では「脱退一時金」の支給となります。
しかし、本人の希望により、脱退一時金を繰下げて年金化することが可能です。
年金化を希望するときは、脱退一時金の支給の繰下げを申し出てください。
一時金または年金を受給するまでの間、原資となる仮想個人勘定残高に利息相当額が付与されます。
年金額は金利動向に応じて5年に1度改定されるしくみです
田辺三菱製薬企業年金基金の年金額は、受給開始後一定額でなく、金利動向を反映した指標利率に合わせて、原則として5年に1度改定されます。
指標利率は、「10年もの国債の応募者利回りにおける過去5年平均+0.5%」により改定を行い、それによって年金額が計算されることになります。指標利率が高くなると年金額は相対的に増加し、逆に低くなると年金額は減少します。
ただし、指標利率が5.5%を上回る場合は5.5%を上限とし、1.3%を下回る場合は1.3%を下限として最低保証されます。
平成26年4月1日~平成31年3月31日 | 平成31年4月1日~令和6年3月31日 | 令和6年4月1日~令和11年3月31日(予定) |
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1.8% | 1.3% | 1.3% |
年金を選択しても、一時金に変更することが可能です
いったん年金の受給を選択しても、受給する前または受給開始から5年を経過した日から保証期間内(受給が終了する日まで)であれば、年金に代えて一時金で受け取ることが可能です。
ただし、年金の受給開始から5年以内は、特別な事情(災害、債務弁済、長期間入院など)がない限り一時金に変更できません。
一時金の受取方法は、「すべてを一時金化」「第2年金又は第3年金のみ一時金化」などから選択できます。また、既に一時金の支給を受けた人が再び一時金の支給を申し出るときは、第1年金、第2年金、第3年金それぞれについて残りの年金額を一時金化することになります。
一時金額 | = | 標準年金額 | × | 残余支給期間と指標利率に応じて定める別表第2の給付乗率 | × | 選択割合 (100%又は50%) |
田辺三菱製薬企業年金基金の給付は年6回支払われます
田辺三菱製薬企業年金基金では、受給権者から提出された年金裁定請求書類を受理した後、裁定を経て1~2カ月後に三菱UFJ信託銀行から「支払開始通知書」をご自宅あてに郵送します。
田辺三菱製薬企業年金基金の年金の支払日は年6回、2月・4月・6月・8月・10月・12月の各1日(金融機関が休業日のときは翌営業日)で、振込月の前2カ月分を毎回お支払いします。
初回お支払い月は、満60歳到達月の翌月分から、初回お支払い月の前月分までをまとめてお振り込みいたします。